腸活に良いマッサージのやり方!「腸もみ」はメリットだらけ
腸内環境を整えて健康な状態を保つ「腸活」。腸のマッサージも腸活に良いと聞いたものの、やり方がわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、腸活マッサージのやり方やメリットを紹介します。またマッサージにプラスしたい腸活も紹介するので、簡単なことから腸に良いことを始めたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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腸活マッサージ「腸もみ」のメリット
まずは腸をもむマッサージがもたらす腸活へのメリットを3つ紹介します。
腸を刺激して便秘改善に繋がる
マッサージで外側から腸を刺激すると、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になって便意が起こりやすくなる効果が期待できます。特に便秘気味の方におすすめです。便秘が続くと肌荒れや肩こり、体臭をはじめとするさまざまな影響を及ぼす可能性もあり、マッサージで便秘対策をすることで防げるかもしれません。ただし痙攣性便秘など一部の便秘では刺激しないほうが良いこともあるので注意してください。
腸の血行を促進してリラックス・代謝アップ
腸をもむことで血行が促進され、副交感神経が活性化することでリラックスできます。緊張したりストレスを感じた時にお腹を下すことがあるように、腸は自律神経と密接な関係にあるのです。
また血流がアップすることで代謝も上がり、エネルギー消費量が増えて脂肪が燃焼されやすくなったり、冷え性・むくみが改善されたりといった効果も期待できるでしょう。低体温に悩んでいる方は、代謝が上がって体温も上がることで免疫力も高まり、強く健康的な体を目指せます。
ぽっこり下腹をスッキリ
ぽっこりお腹の原因のひとつとして、腸の位置が下がっていることが挙げられます。これはおなかの筋肉が弱く、腸を支えられないことにより起こる現象です。リラックスしながら腸をもんだり温めたりすることで、下がっていた腸が元の位置に上がって、スッキリする可能性があります。
腸活マッサージのやり方
続いて、腸活マッサージのやり方を紹介していきます。お腹をもむ時は強い刺激を与えないように、両手の指先を重ねた状態で人差し指、中指、薬指の3本指の腹を使い、痛みを感じない程度の力加減を意識してください。
小腸もみ
小腸もみは、便がゆるめな方におすすめです。おへそのすぐ下あたりを刺激していきます。
- 仰向けに寝転び、膝を立てる
- おへそから左に指2本分離れた位置に指を当て、鼻から大きく息を吐きながら軽く押す
- おへそから指2本を保ちながら、3cmほど右下にずらして同じく軽く押す
- 同じ要領でずらしながら刺激していく
- おへその下を通って右横まで、だいたい5箇所ほど押す
大腸もみ
大腸もみは、便秘に悩んでいる方におすすめ。右下からスタートして大腸内で便が動いていく方向に合わせながら、大腸の四隅を中心に刺激します。
- 仰向けに寝転び、膝を立てる
- 右の骨盤の内側あたりに手を当て、鼻から大きく息を吐きながら軽く押すようにもむ
- 続いて右のろっ骨の下、続いておへその少し上、続いて左のろっ骨の下へ移動し、同様に刺激する
- 最後に左の骨盤の内側を同様に刺激する
腸活マッサージにプラスしたいこと
最後に、マッサージにプラスしたい腸活を簡単に紹介していきます。
食事で内側から腸活
マッサージによる外側からの腸活と一緒に、食事による内側からの腸活もしましょう。腸内環境を整えるには、栄養バランスの良い食事を規則正しく摂ることが大切。また腸内細菌の善玉菌を含むヨーグルトや納豆などの発酵食品、善玉菌のエサとなる食物繊維を積極的に摂ることもおすすめです。
自律神経を整える生活
先述したように腸と脳は密接な関係にあるため、自律神経の乱れは腸内環境に影響します。十分な睡眠と仕事、適度な運動など、生活リズムを整えて自律神経の乱れを改善しましょう。またマッサージや食事で腸内環境を整えることも自律神経を整えることに繋がり、健康な心身の維持が目指せます。
腸活に良いマッサージを自分でやってみよう
腸活に良いマッサージのやり方やメリットを紹介しました。とても簡単なので、力加減に気をつけながらぜひ自身の腸をマッサージしてみてください。また食事の腸活や、自律神経を整える生活習慣も一緒に意識して、腸内環境を整えていきましょう。