全身泥まみれになって楽しむ泥遊びは、子供たちに大人気ですよね。しかしママとしては、洗濯物が増えてしまう点や、衛生面が気になって、不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、泥遊びをするメリットをご紹介します。子供を健康的に育てるために有益な情報になっているので、ぜひチェックしてみてください。

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子供の泥遊びで得られる4つの効果

泥遊びはただ楽しいだけではなく、健康や心の成長に関わるさまざまな効果を得られます。ここでは、子供の泥遊びで得られる4つの効果をご紹介します。

免疫力がつく

「泥は汚いもの」というイメージがあるものですが、子供のうちに泥や土に触れておけば、免疫力を高められます。実際に土の中には多くの雑菌がいて、この雑菌に幼い頃から触れておくことで、抵抗力を養えるのです。また屋外で遊び、春夏秋冬さまざまな季節に触れ、暑さや寒さに慣れることで、強い体を作れます。雑菌に触れることが必要とはいっても、帰宅後の着替えや、手洗いうがいはしっかりと行ってくださいね。

五感をたっぷりと刺激できる

子供の教育の場では、泥遊びは「感覚遊び」と言われているほど、子供たちの五感をたっぷりと刺激してくれます。使う砂の種類やその日の天気によって、泥の感触は日々変化しますし、色などの見た目も異なります。

また、バケツに入った水をバランスをとりながら運んだり、重たい泥をこねたりすることで、体の機能を高めることになるでしょう。こうした穏やかな刺激を与え続けることで、子供の五感は少しずつ成長していくのです。

最初のうちは遊び方がわからない場合があるかもしれないので、遊びがスムーズに発展していくように、保護者が声掛けをしながらリードしてあげるのもおすすめですよ。一緒に遊んでいくうちに、自分なりの楽しみ方を見つけられるでしょう。

心の成長を助ける

泥遊びで山やトンネルを作ったり、ごっこ遊びをする場合、お友達と協力する場面があります。同じ位の年頃のお友達と楽しく交流するを行う中で、意見交換や役割分担をしたり、ときには喧嘩をする場面もがあるかもしれません。泥遊びを通してコミニケーション能力を高め、心の成長を促すことができます。思いやりの気持ちや仲直りの方法も、お友達から学ぶことができるでしょう。

また自己肯定感を育てるためには、がむしゃらになって楽しく遊ぶ体験が欠かせません。1人でもお友達と一緒でもいいので、笑顔で夢中になって遊べる時間を増やしてみてください。

想像力や集中力を鍛える

土や泥、水など、どれも自由に形を変えることができ、配合によっても感触が変わります。水の量を減らしたらどうなるか、細やかな砂を使うと泥の感触はどうなるか…など、作ったり崩したりの実体験を繰り返す中で、楽しく想像力を養うことができるでしょう。無我夢中で作業に取り組むことで、子供の集中力も自然と伸ばすことができますよ。

子供が泥遊びをするときの注意点

泥遊びが子供の健康に良いとはいえ、危険も潜んでいます。ここでは、子供が泥遊びをするときの注意点をご紹介します。

口の中に砂や泥を入れないようにする

泥を使ってお団子を作るなど、泥を食べ物に見立てて楽しむ遊びも多いため、誤食にはくれぐれも気をつけましょう。手指を少ししゃぶる程度なら特に大きな問題はありませんが、砂や泥を口に入れてしまう子供もいます。飲み込んでしまっては危険なので、目を離さないように気をつけましょう。

安全に配慮する

まだ子供が小さいうちは、本人の安全意識が十分ではないため、足元を気にせず裸足であちこち走り回ってしまうことがあります。泥の中にゴミや鋭い形をした石が混じっている場合もあるので、大人がしっかりとチェックするなど、十分な注意が必要です。怪我につながるものを見つけたら、徹底的に排除しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。子供の泥遊びで得られる4つの効果や、泥遊びをする際の注意点をご紹介しました。泥遊びは、子供が自然と触れ合いながら心や体を健全に育てるための貴重な場面です。できるだけ怪我をしないように十分配慮しながら、たっぷりと泥遊びを楽しめるようにサポートしてあげてくださいね。